私達が思っている以上に想像する事は脳の回路を変えて私達の日常や健康にも大きく改善させる力がありますね!!
皆さんも経験していると思いますが、梅干しなどを食べるのを想像すると、食べてもいないのに唾液が出る事がありますよね。脳は想像しているのか、実際に起こっているのか違いがわからずに、実際に食べていないのに、想像しただけで、脳が実際に食べた事と受けとめ、唾液がでる、そう、体が反応してしまうんですよね。
この事が、大変興味深い研究結果にも出ています。
ピアノを実際にひいている人。ピアノを弾いているのを想像している人。何もしていない人。の脳の働きを指と脳にセンサーをつけて、見てみました。
なんと、ピアノを弾いているのを想像している人は実際に弾いている人と同じ脳波を出しているんです!という事は、脳は現実と想像の区別がつかないという結果が出ています。
私たちは何か身の危険を察するとストレスホモンのコルチゾールとアドレナリンを生み出し、危険に対応する体の動きを助けてくれます。
しかし、ストレスな事を想像しただけで、脳は想像と実際に起きているのかを区別できないため必要ないストレスホルモンまでもが生み出されてしまいます。
ストレスホルモンの過剰がうつ病を招くという結果も出ています。体の老化も早めてしまいますし、それにあらゆる病気の元にもなるでしょう。
ですから、ストレスな事を想像したり考えるのを是非やめましょう!!
1992年のオリンピック金メダリストのサリーガンネルさんも金メダルを獲得出来た70%は想像力だったそうです。想像する事で、脳が筋肉により良い変化をもたらし、運動能力をあげたとみられます。
実際の私達の日常生活で、スポーツはもちろん、病気や怪我をした後の回復に、この想像力はとても役に立ちます。回復した自分を想像することにより、それが本当のことと脳は受け止め、体も良い反応をして、回復を促進させます。
脳卒中などの患者に良い想像をさせると、回復が早まるという研究結果も出ています。
ダイエットにも想像力は有効という結果も出ています。実際に食べてはいないけれど、食べているのを想像するだけで、脳は食べたのと受け止め、食欲が減るという事です。
私達の人生にはこの想像力は色々な面(健康、人間関係、経済的状況、成功等)でかなり役立ちますね!
病気の場合、病気の事ばかりを考えているのではなく、治るのを想像する事も体に良い影響を与えます。病気でない人も、自分の健康をいつも想像する事は大切な事ですね。
自信をつけ成功を想像する事も良い影響をもたらします。
想像力をうまく使うことで、私達の日常生活に無限の良きものをもたらせてくれます。
催眠の力を使って、より効果的に良い想像力をあなたの潜在意識に働きかける事が可能です。そして、あなたにとって悪影響をもたらす考え、想像をする癖を直すのにも効果的です!!
http://drdavidhamilton.com/does-your-brain-distinguish-rea…/