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食欲の秋〜エモーショナルイーティング


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食欲の秋ですね。春と夏を経て、たっぷり太陽を浴びて育った季節のローカルの食べ物は、エネルギッシュで体にも心にも栄養になりますね。自然の恵みに感謝です。一年に一度のお月見には、近くの草原で採ってきた草花を飾り、地元で採れた野菜(カボチャ、瓜、りんご等)をお供えして、自然に感謝します。

食べる事の悪い癖として、感情的に何か食べ物を食べてしまい、いわゆるやけ食いをしてしまう事って多くの方が経験しているでしょう。特にお腹は減ってはいないのに、ストレスを解放するために、ご褒美のためにつつい食べてしまう。これを英語でエモーショナルイーティングEmotional Eatingといい過食につながる事があります。アメリカでは健康問題、肥満、疾病などを導く大きな問題として扱われています。

肉体的にお腹が減って食べることと似ていますが、違いがあります。

ー肉体的にお腹が減った時は、野菜など健康的なものどんな食べ物でも美味しく感じられるのに対し、エモーショナルイーティングはある特定の食べ物(例えばケーキやポテトチップスなどの脂っこいものや甘いもの)を食べたくなります。

ー肉体的にお腹が減った時は割と徐々に空腹感を感じるのに対し、感情的にお腹が減った時は急にお腹が減って何かを食べたいとを感じます。

ー肉体的にお腹が減って食べている時は自分が何をどれくらい食べているか把握しているのに対し、エモーショナルイーティングは食べている時に無心に(心が無いっていうことですね)、気がついたら、ポテトチップスを一袋食べていた等ということが多く、お腹いっぱいになるまで、苦しくなるまで食べてしまいます。

ーエモーショナルイーティングはある特定の味わい、香り、匂いなどにこだわって食欲が増してきます。

ーエモーショナルイーティングは自分が食べ物を食べることに対するコントロールがないように感じます。例えば、冷蔵庫にケーキがあると食べなければいいのに、まるでコントロールを失ったかのようについつい食べてしまう。

ーエモーショナルイーティングは食べた後に、後悔、罪悪感を経験します。

どうでしょうか。思い当たる節はありますか?

この原因として多くはストレスから来ているでしょう。ストレスが強いとストレスホルモンーコーティゾルのレベルが上がり、そのため、塩辛く、油っぽい、甘い、すぐにエネルギーを作り出すものを要求します。

特に近年、砂糖中毒と言われる精製されたお砂糖に対する中毒はコカイン中毒の8倍に匹敵するほど強いという研究結果も出ているほどです。私は甘党です!何て言っている場合ではありませんね。そして、これを意志だけで治していくのはとても大変なことでしょう。

色々なダイエット法やプログラムなどがあり、食生活を正し、どの食べ物が体にいいか、食べ物のカロリー計算などを教えてくれます。しかし、エモーショナルイーティングをする癖がある人にはこのダイエットプログラムはあまり効果が見られないでしょう。

まず、効果的にそのエモーショナルイーティングをする癖をやめ、健康的になる方法としてなぜそれをしてしまうのか原因を追求することがいいでしょう。
あなたの真の理由は何でしょうか。ゆっくりと心に聞いてみましょう。
何日もかけて”自分の食生活”について日記をつけてみてもいいでしょう。思いもよらなかった原因が発見されるかもしれません。

多くの場合その真の理由は”私たちを守ってくれるもの”です。決して自分を責めないでください。

例えばこのような真の理由があります。

悲しみの感情をカバーする

怒りや恐れ心配、、孤独感、不安を補ったり又は紛らわせるため。食べることによってその感情を感じないようにする。

人生に対する空虚感、暇つぶし、または寂しさを補うためについつい食べてしまう。

性的虐待などを経験した方の場合、異性を近づけないため、魅力的に見られたくないようにするため、自分を太らせ、魅力的に見えなくなることにより性的アビューズをされないように自分を守る。

体重が減ると逆に油断をして沢山食べてしまうため、少し体重が多いことにより、あまり食べ過ぎないように自分で制限しやすくなると思い込んでいる。

又、エモーショナルイーティングは、嬉しい、楽しい感情も食欲に繋がったりもします。
例えば、ご褒美のために甘いものやお菓子を親からもらった。悲しい時に親から甘いものをもらった経験が大人になっても続き、その良い思い出や懐かしさから食べてしまう。

多くの仲間同士でご飯を食べるのはストレス解消に役立ちますが、食べ過ぎに気をつけましょう。みんなも食べているためついつい沢山の量の食べ物を食べがちになります。またはお友達にもっと食べなよと勧められるために思った以上の量を食べがちです。

等、個人によって理由は様々でしょう。
もしその理由がもう必要でなければ、エモーショナルイーティングをやめることが楽になるでしょう。ゆっくりとその理由を手放すことを選んでください。

自分にいたわりの手紙を書いてあげてもいいでしょう。

例えば、あなたはずっとポテトチップスなどを食べていましたが、それには寂しさを補うという自分を守っていた理由があったのね。だけど、もう大丈夫だから。これからは寂しさを感じる時は食べること以外の別の行動をして人生を楽しもうね。等、心から出た愛情の手紙を自分に書いてあげましょう。

真の理由がわかり、手放すことが出来たのならば、次のステップとしてまず、その悪い癖がある自分を許してあげてください。そして、自分の体に嫌気があるならばそれとさようならしてください。嫌気の感情はあなたが健康的になるのを邪魔をしてしまいます。

このような言葉を唱えてみるのがいいでしょう。

”食べることに対する悪い癖を止められない自分を許します。”

そして、自分の嫌いな体の部分に愛情と優しさを送ってあげてください。

自分にあったほっとする言葉を作って、唱えましょう。1日に何回も唱えてあげて、そして続けてください。この悪い癖はどれだけ続いているでしょうか?1年?2年?または10年?
その癖が続いていた期間と同じくらいまたはそれ以上にその言葉を自分の心の栄養剤として与えてあげることが必要です。
例えば、

”私は健康的な食べ物を体が必要な量だけを食べて満足します。心が満たされます。”

”私は自分の胃をゴミ箱のように扱う癖をやめ、体が健康になります。”

”空腹感が大好きです。胃を休め胃腸が健康になります。”

”人生はとても美しく、私は自分の人生を体を動かすことにより、健康的になり人生を楽しみます。そして良い食習慣を取り入れ、理想の体重を維持します。”

等です。これは例ですので、自分にあったしっくりいく、言葉(アファメーション、暗示)を作ってみてください。

また、他の方法として、イメージ方も効果的です。
私達はイメージすることで、それが実際に脳が本当におきていると勘違いしてしまいます。例えば梅干しを食べるのをイメージすると食べていないのに唾液が出るのは脳が実際に梅干しを食べていると勘違いしてしまうのです。その原理を使って、是非自分がエモーショナルイーティングから解放されて、健康的な食生活を送っているのを想像してみましょう。脳は実際にそれが起こっていると勘違いをして、それが新しい習慣として置き換えられることが出来ます。

誰も邪魔されない空間を作ってみてください。好きな音楽やアロマオイルなどを炊いてもいいでしょう。そして、リラックスして、なりたい自分を想像して、その自分に入り、その自分になったらどのような生活をしているかイメージしてください。
体で何か感じられるでしょうか?気分はいかがでしょうか?可能であれば思いき入り良い気分を味わってください。

そうすることにより、もういらないエモーショナルイーティングの悪い癖から健全な食生活を送ることが可能です。

近所のおじいさんが自分の庭で作ってくれた夕顔の実をくれました。

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むいて干して、干瓢にしましたよ。最近は日本の干瓢の漂白、保存料やが入っている事が多いそうで、その為アメリカでは日本からの干瓢は輸入に規制がかかっていることを聞きました。手作りですと、漂白、保存料やのことを気にせずに安心して食べることができます。

 

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子供の大好きな干瓢巻!既製品の干瓢とは違い、干瓢の存在感がある干瓢巻でした。

 

 

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こちらに来て思った事はカボチャの種類が多い事です。どれも味なども違います。下の写真のひょうたんのような形をしたカボチャはバターナッツといい水気が多いのでスープ向きです。季節の恵みですね。

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りんご狩りの季節です。今回はりんご狩りを楽しんで、その後にりんご園にあるビアーガーデンで、そこで作っているりんごスパイスのビールをいただきました。あまりビールは好きではありませんが、季節の新鮮なエネルギーの入った美味しい味でした。

自然の恵みと健康に食べ物を食べる事ができる事に感謝の毎日です。

 

 

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