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天使の家探し2


もう何件家探しのために家を見た事でしょうか。探せば探すほど目が肥えて、条件も増えて来て家探しが難しくなるような気がしました。約1、2ヶ月経ち、不動産エージェントから、とても便利な場所の家がマーケットにでたから、早く見るようにと連絡がありました。その家の写真がメールで送られて来て見ましたが、オレンジ色の絨毯が敷き詰められて、壁には花柄のウォールペーパー、台所は古く、バスルームも80年代くらいの水色のタイルのあるぞっとするくらいアップデートの必要な家でした。
家に入り第一印象は、うーん、おばあさんの家。。。古い!でした。しかしよく見ると建物の作りはとてもしっかりとしていて、お庭も広く、大通りにも面していない、1930年代のコロニアルの家でした。そして、ハイウェイから車で2、3分、小学校から1ブロックのとても便利な場所です。ああいいんじゃない。
そんな一言でオファーを出す事に。

通常オファーを出すとすぐに売り手からの答えが帰ってきますが、なんとオファーを出してから返事を貰ったのはなんと1週間後でした。なぜなら、そこに住んでいたおばあさんはリタイアメントホームにいて、あまり自分で交渉等が出来なかったからです。
私達が出していたオファーも売値よりかなり低かった(かなり改装工事が必要なため)それから約1ヶ月以上交渉は平行線でした。

娘の誕生日は12月21日、そして1と2の数字がいつも偶然に私達の人生にやってくるのでした。そして、この家の番地もなんと12。
もうその家を諦めかけていた所、売り手のおばあさんから娘に交渉権が移ることになりました。それからはとんとん拍子で、交渉が進み売値の2万7千ドル低い価格で売値が決まりました。

これからが、住宅ローンをくむ大変なプロセスがあります。6年前に初めて買ったコンドを買った時の悪夢を思い出しました。
あの時は散々な思いをして住宅ローンを組みました。銀行より、馬鹿馬鹿しい色々な質問があり、それに一つ一つ答えその証拠を渡さなければいけませんでした。その一つが、その年に歯医者の治療が悪く、私が歯医者に文句をいい、治療費を返してもらったそのお金(3千ドル)が銀行口座明細に載っていて、その出所の証明をせよ。でした。泣く泣く、嫌なもう連絡も取りたくもない歯医者に連絡をし、事情を説明して、3千ドルの治療費を返した理由とサインをしてもらいました。
そんな事がいくつもあり、住宅ローンがくめたときにはヘトヘトになってしまいました。
今回も更に大きな額の住宅ローンなので、大変な事が待っている事を予期していました。

数日後、住宅ローンを組む為に不動産掛かり付けのローンオフィサーを紹介されました。そして、彼の名前はなんと”アンジェロ”、おお、でました、天使さん。やはりそうだったのですね。偶然にも丁度彼の息子さんが東京大学の大学院で2年間留学中との事です。そして、次の週住宅ローンの過程を手伝ってくれる別の方から連絡がありました。そう、なんとやはり、その名は”アンジェラ”です。
ここまでくるとなんだか、面白くなってしまいます。天使さん家探しのお手伝いありがとう!
住宅ローンに必要な書類を提出してから約1ヶ月ちょっとでなんとすんなりとローンが組める事になりました。ええ??こんな簡単に?何も変な質問もなく、こんなにスムーズにとれるなんて?6年前のあの大変さとは比べ物になりません。いやいや、アンジェロ、アンジェラさん感謝です。(つづく)


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